こんにちは！
東京都千代田区の拠点から日本国内・世界各地にかけて、工場や倉庫設備の電気工事などのご依頼を承っている、有限会社エミテックです。
弊社の仕事では、半導体設計を行うことが多いのですが、半導体についてよく知らない方も少なくないと思います。
そこで今回のコラムでは、機械設備電気工事における半導体設計の仕事について、ご紹介します。
半導体とは
物質には、電気を通す導体と電気を通さない絶縁体があります。
半導体はその中間の性質を備えている物質であり、半導体は温度によって抵抗率が変動します。
低温度ではあまり電気を通しませんが、温度が上昇するにつれて電気が通りやすくなるのが特徴です。
また、不純物をほぼ含まない状態の半導体は電気をほとんど通しませんが、特定の元素を加えると電気を通しやすくなります。
半導体は、電化製品の制御を行う上では非常に役に立つ素材なので、半導体の需要は現在でも増加傾向にあります。
半導体設計の仕事
半導体設計の仕事は、概ね次のような流れです。
まずは、お客様や製品開発部門とコミュニケーションをとりながら、半導体の仕様を検討していきます。
機能・性能・コストなどを多面的に考えながら、仕様書を作成します。
その次は仮想配置配線シミュレーションを行い、回路設計を進めていく工程です。
この回路設計に応じて、使用する電気部品が決まっていきます。
そして、その設計した回路を実際にレイアウトし、パターン図として形成をしていくレイアウト設計を行います。
電気信号を視覚的にとらえながら、適切で美しいレイアウトの追及が行われていることが多いです。
次に実際の電子部品を使って半導体を試作し、製造された試作品の評価を行います。
品質保証のためにも、トライアンドエラーを繰り返し行い、製品の精度を高めていきます。
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